不妊治療・体外受精・婦人科・産科なら当クリニックにご相談下さい。
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○土曜午後の診察は15:00 ~ 17:00 ×休診:木曜午後・日曜・祝日
〒802-0002北九州市小倉北区京町3丁目1番1号地下1階
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新型コロナウイルスとの戦いが続いています。
多くの情報が飛び交うなか不安な日々をお過ごしの方も少なくないことでしょう。
不妊治療中の方、そして現在妊娠中の方はなおさらだと思います。
厚生労働省(4月1日)によれば、胎児の異常や死産、流産を起こしやすいという報告はありません。妊娠中でも過度な心配はいりません。ということです。
もちろん、人混みを避ける、こまめに手を洗うなどの予防対策や、
①密閉空間、②密集場所、③密接場面、という3つの「密」を避ける、ということはとても大切です。
日本産婦人科学会(4月7日)によれば、妊婦が特別にこのウイルスにかかりやすいという報告はありません。妊娠中の重症化率も一般の方と同じかむしろ低い値が報告されています。できるだけの予防対策は取りつつ、過度な心配はしないようにしたいものです。
その一方で、日本生殖医学会(4月1日)によれば、胎児や妊婦に及ぼす影響は明らかになっていないこと、妊娠中に安全に使用できる治療薬がまだないことなどから、不妊治療の延期という選択肢を患者さんに提示するよう推奨いたしますとのことです。日本生殖医学会の見解は海外の流れに沿ったものです。
以上を踏まえ、ほりたレディースクリニックでは、なによりも個々の患者様の感染予防、同時に、職員の感染予防が重要と考えます。
職員には毎朝出勤前の体温測定を義務づけ、体温及び健康状態の把握のためチェック表に記録をしています。また、お一人お一人の診察、処置の後に手洗い及び診察室内のアルコール消毒をするよう心がけています。
患者様方にも下記の様な予防対策の徹底をお願いしたいと思います。
まず下記のような症状、状態にある方は受診を控え、お電話でご相談下さい。
①37度以上の発熱のある方
②新型コロナウイルス感染者との接触者
③帰国者、帰国者の濃厚接触者
④咳嗽・喀痰・咽頭痛・味覚障害・嗅覚障害のある方
⑤倦怠感(身体のだるさ)が続いている方
受診上のお願い
①受診前に必ず体温測定をお願いします。
②マスクの着用をお願いします。
③手指のアルコール消毒をお願いします。
④なるべくスカートでの受診をお願いします。(内診室での接触感染の予防のためひざ掛けタオルを廃止しています。):自分用のタオル持参でも構いません。
院内には、手指アルコール消毒噴霧容器を設置していますのでご利用ください。
来院時にはまず手指の消毒をお願いいたします。
このような感染予防対策を取りながら、タイミング治療、人工授精、体外受精、顕微授精、胚凍結保存、胚移植などの不妊治療を皆様と十分に相談しつつ適切に行っていきたいと考えています。
新型コロナウイルスとの戦いはいつ終息するのかまだまだ先が見えません。日々不安が募るばかりかと思います。治療に関する不安なことなど、どんどんご相談されてください。皆さん、一緒にこの危機を乗り越えていきましょう!
2020年4月14日
ほりたレディースクリニック
理事長 堀田裕之